変換する器械

工場見学

■荷重変換器
あるひとつの事柄を、別の単位で語り直すこと。それが変換です。意味は同じでも形が違うということです。
例えば、「かたち」と書いたのを漢字で変換して「形」とする。このとき、「かたち」と「形」は見れば分かるように外見が異なりますが、意味は同じだし、声に出してみたときに出てくる音も同じです。
上に書いたのは字の変換ですが、ある「現象」を別の単位で言い直すことも変換の一種であると言えます。
荷重変換器は、まさにそのための器械であると言えます。変換するための器械。具体的には、この器械は荷重を電気信号に変換します。

■電気信号から数値表示へ
荷重変換器は、物づくりの現場となる工場で、プレス加工機という機械にセットされて使われています。プレス加工というのは、言い直せば荷重によって行う加工のこと。
上から圧力を加えることによって、物の形を変えてしまう加工のことを言います。
荷重変換器、またの名をロードセルはこの器械が1回動くと、そこで発生した荷重を電気信号に変換します。荷重によるパワーがロードセル内で電気信号となるわけです。
そして、工場に設置されたプレス加工機のロードセルは、プレス加工機が行うプレスの1回ごとの荷重を、ロードセルを通して電気信号へ、そしてその信号を数値データに変換します。
つまり、プレス加工機が1回ガチャンと動くと、ロードセルを通してモニターに数値がパッとあらわれるというわけです。

■荷重を制御する
プレス加工を制御するために、ロードセルは使われています。プレス加工機が行う動作を数値化することで、加工機の動きを記録し、管理することがその目的となっているのです。
プレス加工機の状態を、ロードセルを通して示された数値は如実に表現することになります。それが望ましい数値であるかどうか、工場は管理することが出来るようになるのです。
こうしてプレス加工機の状態を工場側は把握し、滞りなく作業が行われているか、プレス加工にムラはないかといったようなことを、チェックしています。

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